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父の件が、一応ひと山越えたので、
『この休みは思いっきり遅れている仕事にとりくむぞ!!』と、
結構な量の仕事を持ち帰ったのですが、
昨日は、母と某量販店に買い物に行ってしまい、
今日は、早く起きて仕事するつもりが、目覚ましもダメ、母の『朝ご飯よ¡!』の声でも起きられず、ようやく起きられたのが8時過ぎてました・・・。
父に、「ようやく起きたか」と笑われました。
そんなわけで、仕事は全く進んでいません。
ちなみに、今日はちゃんと音楽教室に行きました。
18日にミニ発表会があるとのことで、しっかり申し込んでおきました。
曲は、昨年の秋の発表会で演奏しようと思っていた、kiroroの『未来へ』にしました。
一応仕上がっているのでどうにかなると思います。
父の癌が再発して、親のありがたみを改めて感じている今、この曲を演奏するのも、何かの縁かもしれません。
しかし、自分の身体が、
思った以上に疲れがたまっているんだな~と、思いました。
この3か月、自分の心と身体に鞭打って、父の事の対応をしていました。
仕事を休む事をせず、父の病院の付き添いで休んだ分は休日出勤して。
たった3か月でしたが、私の心身は限界まで来ていました。
でも、父に悟られまいと、必死に隠したつもりでした。
でも、そんなことは、きっと父は、すべてわかっているのでしょう。
両親から『感謝の言葉』を欲しいと思ったことはありません。
ただ、父が笑って過ごしていてほしい、それだけを願っています。
幸い、父の癌の進行は、今のところみられていませんし、
父は元気に好きなへらぶな釣りに行ってます。
とりあえず、小休止ができる『幸せ』をかみしめています。
私が『命』というものを、本当に意味で意識したのは、30歳代のはじめでした。
私が最初の勤めた会社は、大手の企業でしたので、高卒でも同期がそれなりに多くいました。
そのなかで、業務上でもかかわりが多かった同期の人がいました。
私は、3年で最初の職場を退職していたので、退職後は、彼女とは年賀状のやり取りで近況報告をするくらいになっていました。
でも、彼女の結婚式に招待してもらい、久しぶりの再会を喜びました。
そして、結婚してから数年後の年賀状に『2月に子供が生まれます』と、書いてありました。
だから、その翌年の年賀状に『お母さん業は大変だと思いますが、頑張ってください』と、書きました。
しかし、彼女から年賀状がきませんでした。
毎年年賀状を送ってくれた彼女から・・・。
なにかあったの・・・?
当然、そう思いました。
そして、2月に1通のはがきが届きました。
それは、彼女のご主人からでした。
彼女は、前年に亡くなっていました。
しかも、出産月に・・・。
詳細は書いてありませんでした。
でも、命日が出産月ということが、何を意味するかは解りました。
目に映る文字が、信じられませんでした。
一体何が起きたのか、
何が彼女の命を奪ったのか、
子どもの命はどうなったのか、
知りたいことが沢山ありました。
彼女の仏前に手を合わせたい・・・と、思いました。
でも、それらに対して私が行動を起こしても、
それは、私だけの自己満足でしかなく、
私が何かをすれば、ご主人やご両親などの彼女の親族や。かつての同僚たちの哀しみの傷を抉るだけだと思いました。
だから、私からは、何もしませんでした。
あえて、ご主人にも返信をしませんでした。
これでよかったかどうかは、今でもわかりませんが、
私がご主人に返信をすることで、もし、傷心のご主人の哀しみを煽るようなことになるの可能性があるのならそれは回避したいと思いました。
返信しなかったことで、『不義理な奴だ』と私がののしられるのなら、そのほうがいいと思いました。
妻として幸せな日々を送り、母になる喜びをかみしめていたであろう、彼女が、産み月に命を落とした、この現実。
こんな残酷なことがあるのか・・・と、この世に神仏はいないのか、そう思いました。
彼女の『死』が、私の人生観を変えました。
人の命はいつ終わるかわからない。
だからこそ、その日その日を大切に生きなければいけない、
やりたいこと、チャレンジしたいことは、出来る環境にあるのならするべきだ。
来年があるのが当たり前ではないのだ。
そう思うようになりました。
父の命と向き合いながら、彼女の笑顔を思い出して、
あらためて、『今日』という時間を大切にしようと、思いました。
彼岸にいる彼女が笑顔でいることを祈って・・・。
拍手やコメントをくださったかた、
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は 後日書かせていただきます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
(本当に、本当に、ずっと書けずにごめんなさいっ)
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