今日も父の病院へ一緒に行ってきました。
自宅に戻ってきてからは、私は、仕事の電話対応でドタバタしてました。
ケアマネの仕事に『休み』はありません。
父の、間質性肺炎の検査結果ですが、思った以上に悪く、
放射線治療医は
『放射線治療は出来ない。外科手術より危険』とのことでした。
今の父は、生活上何ら問題なく見た目はとても元気です。
でも、主治医(呼吸器外科医)曰く
『間質性肺炎は一気に悪化する』とのことでした。
実は、私が担当していたご利用者様も、
持病の膠原病の影響で間質性肺炎で亡くなっているので
(自宅で呼吸困難で倒れているのをお孫様と私が発見し、
私が救急車要請して対応しました)
その恐ろしさはわかっているつもりではおります。
来週、呼吸器そのものの検査をして、
外科手術の可能性を再度見直すことになりました。
でも、主治医からは
「もし、転移の癌だとしたら、外科手術をしても、
すでに他にも転移している可能性があります。
頑張って手術を受けても
数カ月後に別のところに癌が見つかる可能性があります。
そのことも踏まえて『手術をするかどうか』を考えてください」
とのことでした。
もし、外科手術が無理なら、呼吸器内科を受診し、抗がん剤治療の検討となります。
でも、主治医は
「抗がん剤では、延命はできたとしても、完治は出来ないです」
と、言ってました。
実は、父はすでに『治療はしない』と、ほぼ結論を出してます。
父としては、
苦しい治療を受けても治らないのであれば、
手術をしても、その後の生活に制約を受けるのであれば、
『自然に任せて、今の生活を一日でも長く続けたい』ようです。
父は、決してあきらめたのではなく、
自ら『選択』をしたのだと私は思っています。
今、治療の方向性を再度模索してくださっている、
諸先生方の話を聴いたうえで、
父が最終判断をすると思いますが、
私は『父の選択』に『従う』のみです。
このような厳しい現実を突きつけられても
決して取り乱すことなく、
きちんと自身で考えて選択をしてくれる父。
そして、家族の前でいつもと変わらずにいようとしている父。
ただ、ひたすら毎日、父の凄さに脱帽しています。
今日、父に言いました。
「お父さんは、自分で今後のことを選択してくれるから、
娘として、とてもありがたい」と。
父は「この先はどうなるか、わからんぞ」と、
笑ってましたが・・・。
ただ生きているのではなく、
父が父らしく、一日でも長く毎日を楽しく過ごしてほしいと願っています。
その為の父の『治療をしない』という選択であれば、
私は、娘として、前向きに受け入れようと思っています。
父の意志の強さは、よくわかっているつもりです。
積極的な治療をしなくても、
父は、決して『生きること』そのものを諦めることはないと思います。
明日、父は釣りへ行くそうです。
このような平凡な日々が一日でも長く続いてほしいと願っています。
『平凡は決して当たり前ではない』という事を、
私も身をもって知っていますから・・・。
拍手やコメントをくださったかた、
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は 後日書かせていただきます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
(本当に、本当に、ずっと書けずにごめんなさいっ)
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