今日、仕事を土曜日に振替にして休みにして、
父の、精密検査に付き添ってきた。
結果が出るのは1週間後の26日(月)。
もちろん、私も一緒に行く。
その結果次第で、我が家の今後の全てが大きく変わる。
もし、癌であれば、
もう父には手術は出来ないのだから、
『抗がん剤治療』か『放射線治療』のどちらかになる。
82歳のわりには体力があり、
釣り仲間からは『妖怪』『化け物』とまで言われている父だが、
でも、82歳は82歳。
化学療法に身体がどこまで耐えられるかもわからない。
父は、もし癌だったら『抗がん剤治療』をしたいと言っていた。
意志の強いに人だから、先生を説得してでも治療をするかもしれない。
5年前の手術の時もそうだった。
バイアスピリンを2週間以上服薬を止めて
脳梗塞など血栓のリスクを覚悟して、
たばこと仕事でボロボロになったしまっていた肺を手術した。
そんな肺だし、手術中の血栓のリスクもあるから
医師は手術に消極的だった。
77歳という年齢もあった。
でも、父は、迷わず医師に言った。
『危険は覚悟の上、それでも悪いところは切ってくれ』と。
私は、父の意志を尊重して、手術の説明の同意書のサインを書いた。
今回の検査の結果、癌であれば、
医師が消極的でも、父は言うだろう。
『可能性があるのなら、抗がん剤治療をしてくれ』と。
私は、父の希望に従うまで。
必要な同意書もサインを書くまで。
再発なのか、別の癌なのかによっても違ってくるだろう。
再発でなく、別の種類の癌細胞であれば、また話が違ってくる。
進行の早いものもあるから。
そこは、父もわかっているようだ。
26日にどのような現実を突きつけられるかわからない。
『全て取り越し苦労であってほしい。』
今でも、そう願っている。それは娘としての想い。
でも、ケアマネとしてのもう一人の私は、
『クロ=癌だと覚悟したほうがいいだろう』
と、言っている。
どちらにしても、現実を受け入れるしかないのだ。
今、父は明日行くの釣りの準備をしている。
どうか、この平穏な日常が一日も長く続いてほしい・・・と、
ただ、願うだけである。
明日からの仕事に、平静で向き合えるか
正直自信がない。
専門職なのだから、切り替えろ、
なんて、そんな簡単なものではない。
こうなってみて、
利用者様とその家族の気持ちが
少しわかったような気がする。
頭や理屈や本で書いてあるような
『甘いもの』ではないのだ・・・と、いうことを。
拍手やコメントをくださったかた、
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は 後日書かせていただきます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
(本当に、本当に、いつもごめんなさいっ)
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