先ほど、仕事から帰ってきたら父から言われた。
「手術したほうと反対の肺に白い影がある。
レントゲン写真を見せてもらったが、5年前の時と似ている」
「PET検査をすることになった。」
私は父に訊いた。
「検査結果を訊きに行くのはいつ?」と。
父「(12月)26日だ」
私「わかった、26日は一緒に行く」
父「頼む」
私「検査の日はどうする?私も行こうか?」
父「その日は検査だけだ、お前は仕事へ行け」
私「わかった」
父は、約5年前に肺がんの手術をした。
来年の1月で5年を迎えるところだった。
あともう少し・・・もう少し・・5年を迎えれば完治だ・・・そう思っていた。
検査の結果を聴かないとわからないが、
最悪のことは考えておいたほうがいいだろう。
父は、5年前に手術を控えた時の検査で、
肺がタバコと職業病で60%しか機能していないことがわかった。
その肺を、父の肺が機能できる、父が日常生活の維持ができる限界まで切除した。
それでも、転移を防ぐことを考えたら、切除の範囲としては不十分だった。
でも、それ以上の切除をしたら、生活できないといわれた。
つまり、白い影が、万が一『癌』だったとしたら、もう切除は出来ないのだ。
父に訊いた。
「最悪の結果が出た場合、全部知りたい?」
5年前にも同じことを訊いた。返事は同じだった。
「全部知りたい」
ただ、ひとつだけ違った。
「抗がん剤治療を受けたい。5年前と比べて薬が良くなって種類が増えたと聴いたから」
父はもう、最悪のことを考えてくれている。
私「抗がん剤は、お金がかかると訊いたから、
そうなった時は、病院の医療連携室とかに私が訊きに行くから」
もし、がんだったら、私が『キーパーソン』。
母は、パニックを起こすだろう。
姉はあてにならない。
両親に何かあれば、自分が『キーパーソン』になることは、
すでに5年前に腹は決めている。
取り越し苦労であってほしい・・・そう願っている。
でも、私も、覚悟をしておかなければいけない・・・。
『介護』は他人事ではない・・・いつもそう思いながらこの仕事をしてきた。
それが、現実になるかもしれない・・・と、いうことだ。
それでも、癌でないことを願っている・・・。
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ありがとうございました。
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