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ただ今、人生の仕切り直し中のケアマネ
プロフィール
HN:
かたつむり
性別:
女性
自己紹介:
心と身体を壊し、まだ人生の仕切り直し中のケアマネ。

保有資格:社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員。ついでに日商簿記2級・全商簿記1級
(Twitter@renrinoeda2)
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我流:認定調査の『聞き取り』『対応』

昨日、更新研修が終わりました。
7~9月の間に合計10日間受けました。
さすがにこれだけ研修があると、
仕事に支障が出ました。
スケジュール管理が大変で、
特に8月は担当者会議が13件ありましたので、
どうなることかと思いましたが、
訪問と担当者会議はどうにかなりました。
しかし、書類の山が大きくなり、
頸椎ヘルニアで無理ができないので
なかなか追い上げができません。


仕事だけでなく、
自分の部屋の片づけもできず、
散らかり放題で、
母が時々目くじらをたてます。
母には『頸椎ヘルニア』の怖さが
理解してもらえません。
何度も説明しているのですが・・・ね。



先日、ある方から、
『認定調査のことについて書いてほしい』と、
拍手コメントで依頼がありましたので、
書かせていただきます。


私が働いている地域では、
認定調査の研修を受けた後に
登録して調査員となり、
役所からの『委託』という形で、
調査員として訪問しています。

ちなみに研修では
実地指導はありません。
実際の調査の様子をみないで
ぶっつけ本番で調査をします。

事業所によっては、先輩に同行して
教えてもらっているところもあるのかもしれませんが、
ウチの事業所はそんなことはしてくれません。
なにせ、アセスメントも担当者会議も
同席させてもらってませんので(^^;

私の場合は、管理者からいわれて
担当利用者様の認定調査に同席し、
認定調査の様子をみてから
調査員として認定調査の仕事を始めました。
 

私が働いている地域では、
自分が担当している方や
自分の事業所で担当している方は
調査の担当にならないように
介護保険課で調整しています。


ですから、氏名・住所・年齢・介護度以外の
情報がないままの訪問です。


調査時間には、調査員によって差があると思いますが、
私は、大体1時間かかります。


私は、『介助なし』『見守り』『一部介助』『全介助』だけでなく、
詳細を事細かに訊くように努力しています。

例えば『更衣』ですが、
「介助なしで自分でできる」と返答があっても、
上衣の着替えも座っているのか?
着がえにどのくらい時間がかかるのか?
(30分かかる人もいました)
靴下をスムーズに履けるのか?
何か工夫をしていることはないか・・・等々、
出来る限りの現状を聴く努力をしています。

食事摂取も
『自力摂取』でも
食べこぼしはないか?
どのような食事形態か?
疾患で特別食をたべていないか?
(塩分やたんぱく質の制限など)
箸は使えるか?それともスプーンやフォークなのか?
自助具を使っているか?
(箸・スプーンだけでなく、食器を含めて)
と、いう具合に聴いています。


自分でできるとしても、
時間がかかる・工夫をしている・困っていることがあるのです。
それを、出来るだけ『特記事項』に書くようにしています。


また、独居の方、高齢者夫妻のみ調査の場合、
自身の事を上手く伝えられなかったり、
必要なことが聞き取れない場合があります。
その際は、ケアマネを教えていただいて、
ケアマネから情報を頂くこともあります。


そんなわけで、
私が書く調査票の特記事項の用紙は
いつも文字がいっぱいです。


認定調査によって介護度が決まるので、
いつも緊張して聞き取っています。
介護度がひとつ下がると
その人の生活が一変してしまいます。
だから、調査員の責任はとても重いと考えています。



また、自分の利用者様が認定調査を受けるときは
利用者様やご家族のご了解を頂いたうえで
出来る限り同席するようにしています。
調査票の特記に絶対に書いてほしいことがある方は
特に同席するようにしています。
調査員の方は、やりにくいと思っている方も
いるかもしれませんが、
利用者様やその家族は、
何を調査員に伝えればいいのかわからないのです。


そうなると、調査員次第では
かけ離れた『介護度』が出てしまうことがあります。
ほんとうに、『できる』『出来ない』だけを
聴いて終わるような、酷い調査員もいました。
その時は、私がいろいろと、調査員に伝えるのですが、
聴こうとしない調査員もいました。


調査の聴き取りの様子で、
軽く出てしまうかもしれないと思った方には、
介護度が軽く出てしまった場合に
区分変更をする前提で
色々と動くようにしています。
幸い、そういうことは今のところはありませんが、
介護度が軽くなると、今まで利用できていたサービスが
利用できなるなる場合がありますので、
私も神経質になります。


本当に良くなって入れば、いいのですが、
調査員の聞き取り不足でそうなってしまっては、
目も当てられません。


ですから、『調査員』としても
『担当ケアマネ』としても、
認定調査については
かなり慎重になっています。


拙い説明ですが、
参考にしていただけたら、幸いです。





拍手やコメントをくださったかた、
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は
後日書かせていただきます。
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