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ただ今、人生の仕切り直し中のケアマネ
プロフィール
HN:
かたつむり
性別:
女性
自己紹介:
心と身体を壊し、まだ人生の仕切り直し中のケアマネ。

保有資格:社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員。ついでに日商簿記2級・全商簿記1級
(Twitter@renrinoeda2)
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ケアマネとしての私の持論

おはようございます。


4月から、ウチの職場に新しい職員が入ってます。他の地方で1年間ケアマネ経験のある男性です。


しかし、すぐに『ゴタゴタ』が始まりました。


管理者(=社長)と新入社員の間ですれ違いが起きて、その溝は深まるばかり。


社長は、新入社員と改めて『キチンと向き合う』と言ってましたが、社長の内容を聴いていると、無意識なんでしょうが、自分に非はないという前提で考えていることがわかりました。


元の発端は、社長の自己中心的な言動が原因なのに。


私は、会社や社長のことはもうなにも考えずに、割り切って『利用者様とご家族だけをみて仕事をしていこう』と結論を出して、今の職場で働き続けることにしましたが、社長の考えに頭にきまして、限界を感じて、ストレートに社長の悪いところをメールではっきり書いて送りました。いろんなことを何通も。


そんな中で、自分のケアマネとしての『持論』がはっきりとした形で整理できました。
因果なものです。


整理したてほやほやの持論が下記の文章です。
社長あてのメールをほぼそのままの載せました。
新入社員に関することを消して
社長と自分の名前を変えただけのものです。


私は、こういう気持ちで、
ケアマネとして動いているんだ・・・と、
自分の気持ちに、気がつきました。






私が、社長の言動に振り回されて苦しんでも、まだ会社にいる理由をお伝えします。


 
 
それは自分が「ケアマネージャー」だからです。

 

私は、嫌だと思えばいつでも逃げられる。でも、利用者とその家族は、逃げることができない。

 

その上、ケアマネが頻繁に辞めて変わったら、利用者とその家族は、「ケアマネ」を信じることができなくなる。誰も助けてくれないんだ、と、幻滅し、逃げ道をなくします。

 

だから、辞めるという選択をしなかったのです。

 
 

私は、ケアマネであるまえに、専門職であるまえに、ただの「かたつむり」として、利用者様とその家族の中に飛び込んています。向き合うのではなく、寄り添うでもなく、飛び込んています。そして、その人の立場に立って考えるようにしています。もちろん、飛び込まれるのが嫌な方には、向き合うくらいの距離にするように努力します。

 

ケアマネという肩書きや、知識や経験というものは、気を付けないと、知らず知らずのうちに、利用者や家族を上から目線でみてしまう。そんな高飛車なケアマネをたくさんみてきました。そして、自分は、利用者のことを理解していると、勝手に思い込んでいる、馬鹿なケアマネもたくさんみてきました。

 

人が他人の心を正確に理解するのは、不可能です。もちろん、理解する努力は必要です。でも、努力しても、すべてを理解するのは無理です。そんな簡単なことがみんなわかっていない。

 

クライアントが、支援者に「辛いですよね、あなたの気持ちわかります」と、安易に言われると、とても不愉快ですよ。少なくとも、私はクライアント側にいたとき、「簡単に私の気持ちがわかったようなことを言うな」と、腹が立ちました。

 

ケアマネとして経験も知識のないですが、クライアントの立場でいたことや、キーパーソンになったこともありますので、それが、利用者様やご家族の立場に立って考えるときの参考にはなっています。

 

 

ケアマネ含め福祉職の人たちは、専門性を高める必要性を言っています。それには、私も異論はないし、必要性は強く感じます。

 

ただ、専門職としての価値観と、個人としての価値観を完全に別けることは難しく、専門職としてクライアントを支援しているときに、個人の価値観が出てくる危険がとてもあります。だからこそ、専門職であるまえに、個人として、己を律して、己を省みて、己自身の人しての成長が大切であり、それが、専門職の基礎や土台になると考えています。

 

基礎や土台がしっかりしていないと、どんな立派な家も倒れてしまう。それは、ケアマネも同じことで、自分という基礎出来ていなければ、どんなに経験を積んでも知識を得ても成長しませんし、ましてや専門性を高めることは100%不可能です。

 

 

これが、「若葉マークのケアマネ『かたつむり』」の持論です。





この騒動のおかげで、今週の私の仕事は全く進みませんでした。
事務仕事は手つかずですし、ケアレスミスも目立ちました。

疲れてますし、月曜日の朝までに完成させなければならない書類が沢山あるので、週末も仕事の山に埋もれますが、気分転換をしないとやってられないので、今週末は音楽教室に行って、フルートとサックスを吹いていきます。
 
 
会社に残るかどうかは、社長の今後の行動をみて決めます。


残念ながら、今のところ私の想いは社長には届いていないようですが・・・。



 
 

 
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