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ただ今、人生の仕切り直し中のケアマネ
プロフィール
HN:
かたつむり
性別:
女性
自己紹介:
心と身体を壊し、まだ人生の仕切り直し中のケアマネ。

保有資格:社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員。ついでに日商簿記2級・全商簿記1級
(Twitter@renrinoeda2)
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『モチベーション』をどう保つか(長文です)

『給料』は、労働の対価。


これをわかっている人は、果たしてどれだけいるだろうか。


 
給料が入るから仕事をするのではなく、
充分な仕事をこなして、
はじめて『給料』を受け取れるのである。

やるべき仕事をせずに、
給料だけもらおうとするのは、
『ただの馬鹿』である。

これは、どんな仕事でも基本である。



ところが、福祉業界は、これが成り立たない。
特に、介護業界は、
どんなに仕事を一生懸命やっても、
事業所に入ってくる『売り上げ』は、
介護保険で決められた、一律の料金である。


例えば、
利用者様の支援のため、
四方八方飛び回るケアマネと、
月に一回、利用票に印鑑をもらって、
形式的なモニタリングだけして帰るケアマネ、
どちらも、事業所に入る1件の担当の金額は同じ。
そんな状態なので、事業所は人件費に十分な経費をかけられない。
(ため込んでいる会社もあると、聴いたことはあるが・・・。)


自分の仕事の結果が、給料に反映されないのである。


みな、ぞれぞれの想いをもって、
介護業界で働くことを選択して、
仕事をしているが、
きれいごとだけでは、生きてはいけない。


一生懸命やっても、それに見合う対価がなければ、
頑張ろうという気持ちが起きるわけがない。

それが、この業界の人手不足の原因の一つだと
私はいつも思っている。


給料の安さもそうだが、そのことで
『モチベーション』を保つことができないのだ。



私は、ケアマネのしごとについてから、
仕事に慣れなくて、精神的に苦しんでいた時期があった。
昨年の今頃から半年間は辛かった。
仕事をしっかりと教えてもらえるわけでなく、
従業員は私だけだから、相談するひともいなかった。

担当件数が25件くらいのころ、
確か、入社して5~6か月位だったと思う。
つまり、経験が5~6か月ということである。
そんなときに、管理者=社長は、私にこういった。

「半年で、30件持つのが当たり前」

慣れないながらも、必死で仕事をしている私にとって、
この言葉は、
「貴方は仕事が出来ない」
と、言われているに等しかった。
更には、5万円の減給になった。

このことを、今の職場を紹介してくれた知人に相談した。
しかし、帰ってきた言葉は、
「うちの新人は、3か月で22件持っている。
 すぐに35件持たされるところもある。
 社長のいうことは、当たり前だ。」
と、2時間半説教された。

私にとってこの言葉は、
私の努力は、一切評価されなかった。
というか、努力が足りないといわれたも同然であった。

私の、仕事に対しする『モチベーション』が崩れるのには、
社長と知人の言葉は、充分すぎるものだった。


でも、今、まだ私は、同じ職場で仕事している。


私が『モチベーションを取り戻す』ことができたのは、

ケアマネの仕事に就くことを、病気の為に
一時は諦めなけらばならない状態だったのが、
奇跡的にケアマネの仕事に就くことができたこと。

『やりたい仕事』に就くために、
色々なことを犠牲にしてきたし、
他の人より、容易にはそこまでにたどり着けなかった
経緯があったこと。

担当している利用者様に対して、
ケアマネとしての責任があり、途中で投げ出すことは
自分自身で許せないと思ったこと。

そして、なにより、
ケアマネの仕事がどうしてもやりたかったから。
自分なりに、
『ケアマネとして働きたい理由』があったからである。


正直、今働いている事業所自体で働くことには
何のこだわりもなく、
いつ辞めてもいいとさえ思ってます。

今では、社長は
「かたつむりさんは、仕事が出来る」
とかいってますが、
一番苦しい時に、努力の部分を全く認めてもらえず、
件数だけで批評されたことが、
いまだに『しこり』として残っているので、
どんな言葉を言われても、今の私の心には響かない。


 でも、担当している利用者様やそのご家族が
こんな私でも頼りにしてくれている。
「かたつむりさんが、ウチのケアマネでよかったわ」
そう言ってくださる、利用者様とそのご家族。
その気持ちを裏切りたくないだけです。


給料が安く、仕事がきつい介護業界では、
何があっても『ぶれないもの』を持っていないひとは、
モチベーションを保つことが難しいと思います。


『世の中お金じゃない』と、言う人もいますが、
今の社会は、お金がなければ生きていけません。

少なくとも、私は『お金がない』ために
とても苦労しましたし
色々なことを諦めて生きてきました。
『明日食べる物』の心配をしないで済んだだけ
良かったとは思っています。
 
 


昨日、古い知人からメールがきました。
彼は、今いくつかの会社を持っていて、
その中で『訪問介護事業所』も持っています。


彼とは若い時に『手話サークル』で
一緒に活動していました。
当時は最高80人前後の会員がいた大所帯のサークルでした。
彼が会長をしてサークルをまとめて、
私は役員のひとりとして庶務や会計などを担当し、
並行して講師もやりながら、
彼や仲間とともにサークルの運営をしていました。
彼は個性的すぎるので、味方も敵も多いひとでしたが、
リーダシップがとれる人で、彼の言動から
組織をまとめる術をその眼で見ることができました。
私にはとうてい真似できません。


以前に彼に、『うちでサ責をやってくれ』と頼まれましたが、
当時はうつ病で仕事辞めて自宅療養していたことや
訪問介護の業務経験がないまま
サ責の仕事は自分では出来ないと思ったこと、
家事が苦手な自分は訪問介護の仕事は向かないと思ったこと、
なにより『ケアマネ』をめざしていたことから、
彼からの誘いを断った経緯があります。


そんな、彼から相談を受けました。
「登録ヘルパーが立て続けに辞めてしまって人手不足だ。
 お前の知り合いで、いい人がいたら紹介してくれ」
とのことでした。


今日電話で彼と話をして、
紹介できる知人がいないことを詫び、
私が知っている限りの
『訪問介護事業所』の現状や
その他の情報も伝えました。

今の制度では、
働いた仕事の内容に見合う『給料』が払えないので
人材不足に拍車をかけているよねと、
ふたりで話をしてました。

モチベーションを保つのに一番有効なのが『給料』。
それが、見合う金額が払えない業界に
人が集まるわけがない。
それが、彼と私の見解でした。

彼は彼なりの『想い』があって、事業所を立ち上げ、
私は私なりの『想い』があってケアマネになった。

その『想い』だけで、どこまでモチベーションを保てるのか?

なかなか厳しいものがあるとは思います。


彼が突然、
「お前、ケアマネとしてうちに来いよ、
 お前が来るなら、ケアマネ事業所立ち上げるぞ!」
と、誘ってきました。
「私は、まだ経験1年だから、立ち上げは無理だよ。
 Aさん(サークル仲間だった現在ベテランケアマネ)を
 さそったほうがいいよ!」
と、言いましたが、彼は
「Aはダメだ、お前のほうが動ける」
と、何度も言ってました。

10年一緒に活動してきた仲間で、
人をみる眼はしっかりしている人です。
起業の際のスタッフとして向いているのは、
 Aさんよりも、経験が浅くても私のほうが適任と判断したのでしょう。
正直、彼の判断は間違ってはいないと思います。

彼の話が、本気か冗談か、良くわかりませんが、
一緒に仕事をするには、面白い男だと思います。

 
しかし、今の利用者様にたいして
中途半端で担当を降りたくありません。
ケアマネとして担当になった以上、
生活や人生を支えていく『責任』あると私は思っています。


だから、
「今の担当している利用者様に対して責任がある。
 中途半端で担当を降りたくないから『無理』!!」
と、言いましたが、
「ダメだ!絶対に俺のところに来い!!」
と即答されました(^^;


彼が、本気で考えているのかよくわかりませんが、
私の中で、経営者として、人として、信頼できるのは、
今の職場の社長より
彼のほうであるのは、間違いありません。


モチベーションを保つための一つとしては
給料以外のところで
はっきりとした形で『評価』してもらえるかどうかも
大切だと思います。
 
 
たとえ、冗談だとしても、
こうして声をかけてくれる、彼にはに感謝しています。



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コメントのお礼のお返事は 後日書かせていただきます。
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職員が増えたけど・・・

先週の月曜日に、訪問から戻る途中で、
自転車ごと転倒して、額を強打しました。
その日の夜にCTをとり、異常はありませんでしたが、
もともと頸椎ヘルニアで首を痛めていたので、
火に油を注いだようなことになり、
ようやく落ち着い体調だったのに、
また、身体の調子がおかしくなってしまいました。
大分落ち着いてきたものの、身体も打っていたのでしょうか、
背中や腰に痛みがあり、
首をかばっているためか、身体中が凝って辛いです(><)


今日、新しいベッドが来たので、
少しは身体がらくなるのでは・・・と、期待してます。





話は変わりますが、

4月に男性職員が入ったのですが、彼は7月に辞めてしまいました。


ウチの管理者(=社長)は、採用基準が甘いです。
っていうか何を基準にしているのかわからない。


以前に、私は、採用の判断をどうしたらいいか、
社長に訊かれたので、色々と思うところを言ったのですが、
ウチは、受け身の考え方のひとや、サラリーマン的な感覚では
仕事が出来ない事業所なので、
特に下のことは強調しました。

①自分がどのような『ケアマネ』を目指しているか、
 自分の言葉ではっきり言える人かどうかをみる。
  (マニュアル的なものはダメ!)

②『どうしてきたか』ではなく『これから何をしたいのか』を、
 持っているかどうかを見極める。

③履歴書・職務経歴書を穴が開くくらいまでしっかりを見て、
 どんな人なのか観る。
  (書類をみると、大体どんな人かわかります・・・私は。)

④受け身ではなく、自分で行動できる人かどうかを見る。

⑤採用については、その場で即答はしない。


と、いうことを話しました。


しかし、7月に辞めた彼を採用した時には、
私が助言したことは、何一つやってくれませんでした。
しかも、その場で採用決定・・・。


後から見た、職務経歴書に、決定的な言葉が書いてあり、
私だったら『この文章を見たら絶対に採用しない』と、
いうようなことを書いてありました。

社長にそのことを言っても、全く通じませんでした。


その結果は、4カ月で退職です。



今月入ってきた人の、面接の時も、やり取りを聴いてましたが、
ウチの事業所には絶対に向かない人だと思いました。
だから、社長に意見を求められた時に、
理由を言って、私だったら採用しないと答えましたが、
結局採用しました。


2年ほどの経験があるようですが、
私に訊いてくることは、初心者のような事ばかりです。
一応、経験者らしい物言いだけはしますが、地に足がついてません。
先日、初めて介護保険を利用する方を、
その人が担当することになって、アセスメントしたのですが、
どのようなデイサービスが合うかということを判断できないようで、
私に意見を求めてきました。
「何しにアセスメントに言ったんだよっ!」って、思いました。


まだ4件しか持っていないのに、なぜか毎日残業してます。

私は、彼女と話をしてみて、
「やっぱり、思った通りのひとだった。」と、思いました。


私の時より、社長は、随分丁寧に仕事を教えています。経験者なのに。
    (私は、未経験で、ほぼ『放置』でした。)


この人も、たぶん続かないだろうな・・・と、思っています。


やれやれです。



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我流:認定調査の『聞き取り』『対応』

昨日、更新研修が終わりました。
7~9月の間に合計10日間受けました。
さすがにこれだけ研修があると、
仕事に支障が出ました。
スケジュール管理が大変で、
特に8月は担当者会議が13件ありましたので、
どうなることかと思いましたが、
訪問と担当者会議はどうにかなりました。
しかし、書類の山が大きくなり、
頸椎ヘルニアで無理ができないので
なかなか追い上げができません。


仕事だけでなく、
自分の部屋の片づけもできず、
散らかり放題で、
母が時々目くじらをたてます。
母には『頸椎ヘルニア』の怖さが
理解してもらえません。
何度も説明しているのですが・・・ね。



先日、ある方から、
『認定調査のことについて書いてほしい』と、
拍手コメントで依頼がありましたので、
書かせていただきます。


私が働いている地域では、
認定調査の研修を受けた後に
登録して調査員となり、
役所からの『委託』という形で、
調査員として訪問しています。

ちなみに研修では
実地指導はありません。
実際の調査の様子をみないで
ぶっつけ本番で調査をします。

事業所によっては、先輩に同行して
教えてもらっているところもあるのかもしれませんが、
ウチの事業所はそんなことはしてくれません。
なにせ、アセスメントも担当者会議も
同席させてもらってませんので(^^;

私の場合は、管理者からいわれて
担当利用者様の認定調査に同席し、
認定調査の様子をみてから
調査員として認定調査の仕事を始めました。
 

私が働いている地域では、
自分が担当している方や
自分の事業所で担当している方は
調査の担当にならないように
介護保険課で調整しています。


ですから、氏名・住所・年齢・介護度以外の
情報がないままの訪問です。


調査時間には、調査員によって差があると思いますが、
私は、大体1時間かかります。


私は、『介助なし』『見守り』『一部介助』『全介助』だけでなく、
詳細を事細かに訊くように努力しています。

例えば『更衣』ですが、
「介助なしで自分でできる」と返答があっても、
上衣の着替えも座っているのか?
着がえにどのくらい時間がかかるのか?
(30分かかる人もいました)
靴下をスムーズに履けるのか?
何か工夫をしていることはないか・・・等々、
出来る限りの現状を聴く努力をしています。

食事摂取も
『自力摂取』でも
食べこぼしはないか?
どのような食事形態か?
疾患で特別食をたべていないか?
(塩分やたんぱく質の制限など)
箸は使えるか?それともスプーンやフォークなのか?
自助具を使っているか?
(箸・スプーンだけでなく、食器を含めて)
と、いう具合に聴いています。


自分でできるとしても、
時間がかかる・工夫をしている・困っていることがあるのです。
それを、出来るだけ『特記事項』に書くようにしています。


また、独居の方、高齢者夫妻のみ調査の場合、
自身の事を上手く伝えられなかったり、
必要なことが聞き取れない場合があります。
その際は、ケアマネを教えていただいて、
ケアマネから情報を頂くこともあります。


そんなわけで、
私が書く調査票の特記事項の用紙は
いつも文字がいっぱいです。


認定調査によって介護度が決まるので、
いつも緊張して聞き取っています。
介護度がひとつ下がると
その人の生活が一変してしまいます。
だから、調査員の責任はとても重いと考えています。



また、自分の利用者様が認定調査を受けるときは
利用者様やご家族のご了解を頂いたうえで
出来る限り同席するようにしています。
調査票の特記に絶対に書いてほしいことがある方は
特に同席するようにしています。
調査員の方は、やりにくいと思っている方も
いるかもしれませんが、
利用者様やその家族は、
何を調査員に伝えればいいのかわからないのです。


そうなると、調査員次第では
かけ離れた『介護度』が出てしまうことがあります。
ほんとうに、『できる』『出来ない』だけを
聴いて終わるような、酷い調査員もいました。
その時は、私がいろいろと、調査員に伝えるのですが、
聴こうとしない調査員もいました。


調査の聴き取りの様子で、
軽く出てしまうかもしれないと思った方には、
介護度が軽く出てしまった場合に
区分変更をする前提で
色々と動くようにしています。
幸い、そういうことは今のところはありませんが、
介護度が軽くなると、今まで利用できていたサービスが
利用できなるなる場合がありますので、
私も神経質になります。


本当に良くなって入れば、いいのですが、
調査員の聞き取り不足でそうなってしまっては、
目も当てられません。


ですから、『調査員』としても
『担当ケアマネ』としても、
認定調査については
かなり慎重になっています。


拙い説明ですが、
参考にしていただけたら、幸いです。





拍手やコメントをくださったかた、
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は
後日書かせていただきます。
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『好きなことを続ける』大切さ

ご無沙汰しています。

生きております。


先日、ケアマネの若葉ワークがとれました。

ケアマネ2年生突入です。

なんだかんだと、管理者(=社長)に文句を言いつつ
気がついたら1年が過ぎてました。

「初心忘るべからず」で、がんばりたいと思います。




今月から、管理者から
ある方を引き継ぎました。
50代の進行性難病の女性。


体調に波がありますが
家事は体調と折り合いをつけながら
自分でやっています。


多趣味な方ですが、
病気になってから
全部やめてしまったそうです。



話をすると、共通の話題がいくつかあり、
引き継ぎ訪問では、
フィギアスケートの高橋大輔さんの
『色気』について大いに盛り上がりました。
(管理者は、話についていけませんでした)



先日のモニタリング時に
そのかたが描いた絵をみる機会がありました。

とても、細かく描いていて、
立体感もあり、とてもきれいでした。


本人は、「思うように描けなくなったのでやめた」
とのこと。
でも、その一方で、「描いてみたい」
ともおっしゃっていました。


私は、落書き程度の絵しかかいてませんが、
絵を描くのは楽しく、
精神的にも落ち着くので、
下手でもやめられません。
もっと上手になるにはどうしたらいいかとさえ
想っています。
こんなに忙しくてもです。
最近、オタクなサイトを本格的に再開したので、
楽しめるものがあることの大切さを
改めて感じていました。(オタクサイトですが(^^;


で、話は戻りますが、
そのかたに、私は思い切って言ってみました。

「また、描いてみたらどうですか。」と。

ためらってましたが、

「元気な時のようにはいかないと思いますが、
 『描くことが楽しい』という原点に戻って
 今の自分に合った絵画方法で、
 はじめてみてはいかがですか?
 身体が全く動かないわけでないので、
 調子のよい時に、楽しんでみてはどうですか?
 私は、落書き程度のものですが、
 やっぱり絵を描くのが好きで
 辛い時や、現実逃避したい時に描くと
 気分も落ち着きますから、
 下手でも描き続けたいですね」
と、言ってみました。


ケアマネとしての自分と
かたつむり個人としての気持ちが
混ざったような提案でした。



そうしたら、後日、
サービス事業所のかたから、
「また絵を描き始めたそうです」と
連絡を受けました。
その後、ご本に宅に行く機会があった際に
ご本人から
「描くのは楽しい」
との話がありました。


たとえ、病気や障害があっても
好きなことは、可能ならな
続けてほしいと思います。


それが、自分自身を救ってくれる時が
たくさんある。
 
そのことは、私自身も経験しているので、
実感しています。


と、いうことで
また、先日も落書きしてました。
こんなのです。




これで、だれかわかった貴方は
すごいです(^^)


こんな落書きでも、
私の『仕事』の活力にも繋がるんで。



拍手やコメントをくださったかた、
ありがとうございました。
今、肩が痛くて、
これ以上、キーボードが打てないので
後日、お礼のお返事を書かせていただきます。
ご了承くださいませ。



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暑さにやられてます

実は、今、職場から書いてます。

今、事務所は私一人だけです。

どうも、軽い熱中症になってしまったようで、
頭がもうろうとして
身体が異常なほどの倦怠感に襲われています。
事務所内の冷房を強くして、
某企業の経口補水液を飲みながら、
体調が落ち着くのを待ちつつ
ブログを書いています。

本当は残業してやろうと思った仕事が有ったのですが、
こんな状態なのであきらめました。


私は、外回りをする仕事は
ケアマネになって初めてです。
そして、本格的に夏に訪問するのは
今年が初めてなのでとても心配でした。

介護職時代にも
入浴介助で脱水を起こしたことがあるので
気を付けてはいました。
水分をとるようにして、
帽子をかぶり、
自分なりにやってはみたのですが、
炎天下の自転車移動は
やっぱり過酷です。

結構身体にこたえています。


書類の追い上げをしたいのですが、
熱中症対策で精一杯です。


また、経口補水液を買いだめします。


さて、そろそろ家に帰ります。


拍手をくださったかた、
ありがとうございました。




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急いては事を仕損じる(長いです)

先週はずっと体調が悪くて
ごまかしながら仕事をしていました。


体調が落ち着くと、
すぐにフル稼働してしまう癖があるので、
少し良くなっては、また体調を崩してしまうのです。
わかっていても直せないので、困ったものです。


それでも、多少でも『無理がきく身体』に
なったことがうれしい部分もあります。

長年、うつ病を患い、
思うように動けなかった時期も多く、
ケアマネの仕事に就くことも
諦めていた時期もあったので
フル稼働でやりたかった仕事が出来ることが
とても幸せなんです。



話が変わりますが、私の担当ケースは、
困難ケースになりかねない方が多くいます。
色々と提案をしてはみますが、
ご本人やご家族がその必要性を感じていなかったり
金銭的な理由で利用できなかったりで、なかなか手を打てません。

そのときは、私は
いったん提案を引くことにしています。
無理に押しても、無駄だからです。


じゃあ、どうするか?

チャンスを待ちます。

提案をするきっかけが出来るのを待つのです。


これは、結構、
ご利用者様やご家族が追い詰められる寸前のことがあるので、
私が自分の動きや判断を間違えたら、大変なのですが、
私の担当ケースは、
わかってもらえる機会を待つしかないことのほうが多いのです。
 
 

あるご夫婦で、ご主人が私の担当のご利用者様で、
奥様が一人で介護をしています。
金銭的理由であまりサービスを使えません。

でも、奥様は心身共に限界に来ています。
それをご主人が理解していないのです。
ちなみに、ご主人は認知症はありません。

ご主人は、疾患を多く持っていて、
身体はだるいようで、すぐに横になってしまいます。
脚力もかなり低下しており、
室内でシルバーカーを使っても一人で歩けず
いつも奥様が介助してます。
でも、奥様は疲労困憊で介護をしているということが
ご主人は理解されていないのです。


だから、2年以上受診以外で外に出たことがなく、
デイサービスにも行こうとしないし、
集団行動が苦手なのでショートステイももってのほか、
家でも2時間以上は起きていられないという状態で
私が、他事業所から引き継ぎました。


「これは、急いで何とかしないといけない」
とは思ったのですが、
いかんせん、ご主人が、現状を全く分かっていないのです。
『まだ女房は大丈夫』と、思っているのと
自由にならない病気だらけの自分の身体に対して
投げやりになっているところもあるのだろうと思います。


担当になって、
ご夫妻にある程度受け入れてもらってから、
私はある行動にでました。


「ご主人、外に出ずに、
 家で横になっている生活をしていると、
 本当に歩けなくなりますよ。
 歩けなくなったら、
 奥様が自宅で介護するのは不可能です。
 そうしたら、自宅での生活ができなくなりますよ。
 それでいいんですか?」

はい、ご主人を脅しました(^^;

ご主人は自宅で暮らしていきたいのです。

『施設なんてもってのほか!』なんです。


正攻法では無理な方なので、邪道な方法でいきました。
ご夫妻の生活を守るのに
『正攻法』にこだわっていたら先に進みません。
はい、手段は選びません!

更に、私は脅します。

「冗談ではなく、本当に自宅での生活ができなくなります。
 奥様だって病気を抱えて、
 おひとりでご主人の介護をしてるんです。
 いつ奥様が倒れてもおかしくないんですよ。
 これ以上奥様に負担をかけたら大変ですよ。」

ご主人、黙ったままです。

そして、やっと言いたかった『本題』を切り出します。

「だから、週に1回でもいいから、
 まずは、デイサービスに行きましょう!
 外に出る機会を作って、
 体力や歩く力がこれ以上落ちない努力をしましょう!!
 一日過ごすのは無理でしょうから
 半日のリハビリ型でご主人の負担にならない
 デイサービスを探してきますから!!!」

と、説得しました。

ちなみに、ウチの管理者(=社長)は、説得は嫌いだそうです。

確かに、いくつか提案して、その中から
ご利用者様やご家族が選択するのが一番いいのでしょう。
でも、そんなことを言っていたら、状況は悪化するばかりです。
きれい事ばかり言っていても、
ご利用者様とご家族のことを守れません。

奥様もずっとご主人には、
デイサービスに行ってほしいと希望されていたのですが、
半日型のデイサービスのことを知らなかったようで、
『それはいいわ!』と、かなり乗り気になりました。


ご主人から
「わかった、行ってみるよ」
と、了解をもらいました。


ご主人の身体に負担にならないような
デイサービスを1件だけでしたが見つけて、
見学にも立ち合いました。
 
そして、ようやくご主人が、
デイサービスに通うようになってくれました。




しかし、安堵したのもつかの間で
奥様が体調を崩しました。
熱が下がらない状態がひと月続き、
今も調子が戻らないそうで
そんな中でもご主人の介護をしてます。


「ここで、また押すぞ!!」と思い、
また、ご主人を脅しました。


「ご主人、奥様は限界なんです。
 24時間365日ご主人の介護をして、
 自分の身体を休ませる時間がないんですよ。
 私どもケママネや介護職員は『仕事』ですから
 大変と言われていても、勤務時間が終われば
 一応解放されるんです。
 でも、介護している家族は『解放』されることはないんです。
 ず~~~~っと、こんな生活を続けていたら
 奥様『壊れます』よ!!
 そうしたら、ご主人、自宅で生活できなくなりますよ。」

ご主人、無言です。
ですが、何かを考えているようでした。

奥様は最近、特養入所の手続きを本気で考えています。
なぜなら「自分が、あとどれだけ介護できるがわからない」からです。
奥様は限界を感じているんです。


ここで、ご主人に提案します。

「奥様が、倒れないようにするためにも、
 ご主人が、いつまでも自宅で生活を続けるためにも、
 ひと月に3~4日位、奥様が何もせずに
 『ぼ~~っと過ごせる時間』をつくって差し上げてほしいんです。
 奥様が『休める時間』をつくって差し上げてほしいんです。
 そのためにも、ショートステイを利用してほしんです。
 1週間とは言いません、3~4日でもいいんです。
 考えてみていただけませんか?お願いします!!m(__)m」

ご主人「わかった」。


そして、ご主人に『お願い』をしました。


「ご主人、どうか奥様を守って差し上げてください!!」


疲労困憊で倒れる寸前の『今の奥様』を守れるのは、
ケアマネでも、サービス事業所でないのです。
『ご主人』だけなのです。


そのことに、ご主人に気づいてほしいと願っています。


この方法が、良いのか悪いのか
私にはわかりませんが、私の担当させていただいている方は、
この方法で行くしかない方々が多いのです。
だから、焦らずに必要性をご理解いただける『チャンス』を待ち、
わずかな『シグナル』を見逃さないようにしています。


支援や介護は、教科書通りにはいきません。
私は、きれいごとを並べるのではなく、
『泥臭く』『現実的』な仕事をしていきたいと思います。

 
 
拍手やコメントをくださったかた
ありがとうございました。


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拍手[8回]

終活相談(また、長文です)

おかげさまで、父は先週の7日(木)に退院しました。
病名は『大腸憩室出血』。
実は、私はおととしの12月に大量下血をして
救急搬送されて、同様の病名がつきました。
私の時は、大腸内視鏡で3時間出血場所を探して止血、
合計1000ccの輸血をしたという、
とんでもないことになりましたが、
父は、幸いにそこまでは至らずに済みました。
念のために、大腸内視鏡で検査を受けましたが
ポリープなども見つからず、無事に娑婆に出てきました。


父の退院で気が抜けたようで、
昨日は、自分の整形外科受診以外は一日寝てました。
今日は1か月ぶりに音楽教室に行ってきました。
ひと月も休むと、感が鈍っていまして、
なかなか大変でしたが、
それでも思ったよりも音が鳴っていたので、
良かったと安堵してます。


このところ、自分も体調を崩して、父の入院もあり、
書類がまた溜まりに溜まってしまいました。
さて、これをどうやって片付けるか・・・と、
思いつつも、今月で担当が35件になりますんで、
ひと月溜めるととんでもないことになり、
それが5月分と6月分がたまっているので、
悲鳴を上げてしまいそうです(><)。




話は変わりますが、
先日、独り暮らしのおばあちゃまの
モニタリングに行ってきました。
結婚歴はなく、キーパーソンは自宅から
移動時間にして2時間ほど離れた姪御さんです。
たまたま、訪問した時に姪御さんがいまして、
3人で色々と話をしました。


そのさいに、おばあちゃまが、
「私は、誰にも迷惑をかけずに死にたい!」
と言い出しました。
姪「おばちゃん、それはむりよ。」
か「そうですよ、身内として姪御さんがいるのですから、
  なにかあったら、姪御さんに連絡がいきますよ。」
お「役所は何もしてくれないの?!」
か「残念ですが、役所がしっかりと調べて
  姪御さんに連絡がいきます。」
お「この子には、もう迷惑をかけたくないのよっ!
  役所で適当にやってくれないかしらっ!!
  どっかに捨ててくれて構わないのよっ!!」
姪&か「「それは無理ですっ!!」」


おばあちゃまとしては、
今までも姪御さんに迷惑をかけているという思いがあるので、
自分が死んだ後まで迷惑をかけたくないようです。


か「○○さん、姪御さんに迷惑をかけたくないのなら、
  今のうちに『自分は死んだらこうしてほしい』と
  伝えておくのはどうですか?」
お「えっ?」
か「自分死んだあと、どうしてほしいか、伝えておくと
  残った遺族の人は、意外と助かるんですよ。
  なにもいわれていないと、どうしたらいいのか
  こまってしまうし、
  もし、遺産があったら、ゴタゴタしますよ。」


これは、私が大好きだった叔父が亡くなった時の
いろいろな経験から出た言葉でもありました。


姪「そうよ、おばちゃん、
  『自分が死んだらどうしてほしいか』
  言ってくれれば、そのようにやるから。」
お「そうなの?」
姪「もちろんよ。」
か「○○さん、、今は、安く葬式をすることもできますし、
  お墓だって宗派の関係ない共同の納骨堂があるんです。
  そういうところが、最近は多いんです。
  ウチの両親はすでに共同納骨堂を申し込んでいて、
  そこは納骨してから13年たつと土に還すそうですよ。」


 と、いって、おばあちゃまと、姪御さんに、
 Ipadで、ウチの両親が申し込んだ共同納骨堂を見せた。


私が住んでいる『地域』は、後を継ぐ者がいない人たちは、
お墓を建てるのではなく、共同の納骨堂に入るという傾向がある。


お「あら、これはいいわね。」
姪「そうよ、おばちゃん、今はいろんな方法があって、
  『樹木葬』とか『海に散骨』とかあって、
  以前のような『先祖代々の墓』にこだわらない方法があるのよ」
お「それはいいわね。」
か「お葬式だって、今は安くできるんですよ。
  本当に最低限のものだけで出来るんです」

 
 と、いって、おばあちゃまと、姪御さんに、
 Ipadで、近所の『セレモニーホール』の
 一番安いプランを見せた。

私は住んでいる『地域』は、
『家族葬』などの身内だけで葬儀をする傾向がある。
また、葬儀にあまりお金をかけない傾向もあり、
ウチの両親は『私たちの葬儀は一番安いのでいい!!』と言っている。


お「そうよ、(葬式は)安いのでいいのよ!!」
か「○○さん、たとえば、こういうセレモニーホールなどに
  事前に申し込んでおいて、葬式の内容を決めておいて、
  あとは、姪御さんに、申し込んだとおりにやってもらえばいいんす。
  葬式の方法と、お骨を収める場所が決まっていれば、
  姪御さんはとても楽になるんですよ。」
お「そうなのかい?」
か「何も決まっていないと、結構大変ですが、
  事前に決めて、必要なお金を残しておけば、
  あとは○○さんの言われたとおりにすればいいんですから楽ですよ。」
姪「そうよ、おばちゃんが『私が死んだらこうして』って
  言ってくれればそのようにやるから。」
お「そうかい。」
姪「そうよ。」
お「あと、この家のことなんだよね~どうしたらいいんだい?」
姪「私の夫は法学部の出身だから、友人に弁護士が何人もいるの。
  だから、その人に頼めば、遺言書の作成もできるんだから。
  おばちゃんが『どうしたいか』書けばいいのよ。」
か「知人に弁護士さんがいるのはいいですね。
  全く知らない弁護士さんに頼むのは、結構不安ですが、
  姪御さんのご主人の友人なら、安心ですよ。」
お「遺言書はどうしたらいいんだい?」
姪「ちゃんと、手続きにのっとってつくらないと
  無効になるから、弁護士さんに相談したほうがいいのよ。
  そのうえで、おばちゃんが『こうしたい』ということを書いて
  手続きを取ればいいのよ。」
お「そうかい?」
か「葬儀のこと、納骨先、遺言書、この3つがしっかりできていれば、
  本当に、姪御さんたちは、楽なんですよ。」
お「じゃあ、考えてみようかね。」
姪&か「「そうですよ!」」


と、話が終活相談で盛り上がり、
気がついたら時間がなく、
慌ててモニタリングをしました。


終活相談は、ケアマネの仕事ではないですが、
利用者様にとっては、自分が死んだ後のことも
重大事なのだと思うます。 


なぜ、私がそう思うか・・・。


私の叔父は、余命宣告の2か月後に亡くなり、
私たち遺族は、結構大変な経験をしました。
叔父は独身だったので妻子もいないため、なおさら大変でした。
叔父は、普段から、いろんなことをきちんとしていて、
周囲に迷惑をかけたくないと思っていた人でした。
姪の私にも「お前には迷惑はかけない」と言っていたくらいです。
でも、叔父は階段を転げ落ちるように悪化して、
末期は、病状がとてもひどかったので、
さすがの叔父も
自分の死後のことを考えられなかったと思います。


だから、結構『終活』って大切だと、
個人的には思っています。


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家に帰ると『電源がOFF』になります。

こんばんは。

私は、この週末はほとんど寝ていました。
家でやろうと思っていた仕事は出来ず。
今日の音楽教室の発表会にも
体調不良で欠席にしました。
今の体調では、1曲吹き切れないし
無理に行ったら、明日以降の仕事に
影響が出ると思いあきらめました。
参加費6000円は戻ってきません(><)。


そんなわけで、私は、相変わらず体調が悪いです。
メンタルからきているのか、
疲れがたまりすぎているのか、
更年期なのかよくわかりません。


でも、仕事に行くとどうにかエンジンがかかり
笑顔で訪問して仕事をしてますが、
家に帰るとスイッチがOFFになって
動けなくなります。
お風呂の入ると気分が悪くなるので
最近は3日に1回位しか入れません。
こんなに暑いのに・・・。
3食固形物を食べられることは
最近ほどんどありません。
必ず1食はウ○○ー○○ゼリーのようなもので済ませています。
朝はみそ汁だけですし。

それと、朝、どうしても胸が苦しくなって、
動くことができなくなることがあります。
だから、遅れて10時出勤することがあります。
遅れた分は、残業した分と相殺してます。
元々、ウチの事業所は実質残業代は出ません。
だから相殺しているのですが、
どうも、管理者(=社長)はそれが面白くないようで、
今日メールで、『次の事務所会議で
今後の残業と勤務時間調整について話をする』
とのことでした。
キチンと仕事の管理をしていれば、
残業にはならない、と言うのが社長のもともとの考えです。

もちろん社長は、私がどうして体調を崩したのかも
わかっていないです。
私が健康管理ができていない、と思っているのでしょう。

半年間、仕事の後に、休日に、休みなく自宅で
睡眠時間を削って事務仕事をしていたら
体調を崩すのは当たり前。
社長もうすうす私の行動はわかっているはず。
なぜ、そうしないとダメなのかも考えずに
社員を非難する。そんな人です。

社長は外面はいいので、地域の包括やケアマネさんには受けがいいし、
利用者さんに、『いい人』と思われています。
ただ、利用者様とその夫や妻は、
日本の一番苦しい時代を生きてきた人たちです。
ですから社長の本質を見抜いている人も何人かはいます。

あるかたが言ってました。
「社長さんは、私が何か心配なことを言っても
 笑顔で『大丈夫ですよ』と言うだけ。
 かたつむりさんは、自分の体験談などをいろいろ話してくれて
 私たちと同じ視点で考えてくれるから、
 私は『かたつむりさんになってくれてよかった』と思っている」

また、先週、社長の担当している方を引き続ぐことになったのですが、
訪問に同行したのですが、娘さんも緊張しているようで
会話が成り立たず、沈黙が多かったです。
社長の笑顔だけがやたら浮いてました。
これで、モニタリングは勿論、
本人や家族の想いの何がわかるのだろうかと思いました。

そんな人が、ケアマネの専門性を高めたいと言って、
主任ケアマネの資格をとり、
スーパーバイザーとしての活動をしたいそうです。
自分のことを棚に上げて、よく言うよ、思います。
『あなたのスーパービジョンは受けたくない』
と、心の底から思ってます。
というが、スーパーバイザーができる『器量』をもつ
主任ケアマネがどれくらいいるのでしょうか?
馬鹿でも5年の経験を持って入れは、
一定の研修を受けて取れてしまう資格です。
私のまわりは
「こんな奴が主任ケアマネかよっ!」って
思う人ばかりです。


利用者様はその家族は、ケアマネを選ぶ権利を持っている。
でも、現実はそう簡単に変えられません。
どうやって別の人を見つけたらいいのかわからないし、
ケママネさん世話になっているというかんがえの方もいます。
そんな状況を盾にとって、
胡坐をかいている『ケアマネ』も多いのではと思います。


辛い身体に喝を入れながら
『人の振り見て我が振り直せ』
そんな言葉を、反芻して仕事しています。


またまた辛口になりましたが、
これも本音で、訂正する気は全くありません。
主任ケアマネについては、
また別の機会に吠えたいと思います。


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倒れる寸前だったかも・・・

ご無沙汰しています。


この2週間は嵐のように忙しかったです。
急きょのプラン変更希望
緊急入院
急激なADL低下  等々
10件くらいのプラン変更で
諸対応やアセスメントや担当者会議が
盛りだくさんでつかれました。
でも、まだこれから担当者会議と言う人もいたりするんです。

忙しいのに、体調は最悪。
身体がだるくて、時々胸が苦しくなって、
でもいつものメンタルから来る
胸の苦しさと違い、痛さもありました。
これは、まずいかも・・・と、思いました。
それでも、2週間無理やり仕事しました。

先週の金曜日の18時からの担当者会議が終わって
事務所に戻ったら、身体が重くて胸か苦しくて
事務処理をしようとしたけどできなくで、
家に帰り、すぐに寝ました。

土・日曜日の2日間は、まともな食事をせずに
ほとんど横になって寝てましたが、
横になっていると胸が痛くて苦しくて、
このままじゃまずい・・・って、
本当に思いながら、でも眠ってました。

これを無理して仕事すると
『過労死』するんだなっ、って、
しみじみ思いました。


2日間ひたすら、寝てましたら
どうにか今日は胸の痛みはなくなりました。
でも、身体がまだだるいです。

家で仕事をしなかったのは
半年ぶりかもです。
これっておかしいですよね。


今月は残業が続いたので、
今日と明日は勤務時間調整で
午後出勤にしてますので
明日まではスローペースで
仕事をして体調を戻したいと思います。
6月は1日からフル回転なので(^^;


今度こそ、返事を書くぞって
思っていたのですが、
今日はこのまま寝ます。
ごめんなさい<(__)>


拍手やコメントをくださったかた
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は
後日改めて書かせていただきます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
いつも、お返事が書けず、本当に申し訳ありません。
(いつまで返事をためるつもりだっ!)
 
 
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ケアマネとしての私の持論

おはようございます。


4月から、ウチの職場に新しい職員が入ってます。他の地方で1年間ケアマネ経験のある男性です。


しかし、すぐに『ゴタゴタ』が始まりました。


管理者(=社長)と新入社員の間ですれ違いが起きて、その溝は深まるばかり。


社長は、新入社員と改めて『キチンと向き合う』と言ってましたが、社長の内容を聴いていると、無意識なんでしょうが、自分に非はないという前提で考えていることがわかりました。


元の発端は、社長の自己中心的な言動が原因なのに。


私は、会社や社長のことはもうなにも考えずに、割り切って『利用者様とご家族だけをみて仕事をしていこう』と結論を出して、今の職場で働き続けることにしましたが、社長の考えに頭にきまして、限界を感じて、ストレートに社長の悪いところをメールではっきり書いて送りました。いろんなことを何通も。


そんな中で、自分のケアマネとしての『持論』がはっきりとした形で整理できました。
因果なものです。


整理したてほやほやの持論が下記の文章です。
社長あてのメールをほぼそのままの載せました。
新入社員に関することを消して
社長と自分の名前を変えただけのものです。


私は、こういう気持ちで、
ケアマネとして動いているんだ・・・と、
自分の気持ちに、気がつきました。






私が、社長の言動に振り回されて苦しんでも、まだ会社にいる理由をお伝えします。


 
 
それは自分が「ケアマネージャー」だからです。

 

私は、嫌だと思えばいつでも逃げられる。でも、利用者とその家族は、逃げることができない。

 

その上、ケアマネが頻繁に辞めて変わったら、利用者とその家族は、「ケアマネ」を信じることができなくなる。誰も助けてくれないんだ、と、幻滅し、逃げ道をなくします。

 

だから、辞めるという選択をしなかったのです。

 
 

私は、ケアマネであるまえに、専門職であるまえに、ただの「かたつむり」として、利用者様とその家族の中に飛び込んています。向き合うのではなく、寄り添うでもなく、飛び込んています。そして、その人の立場に立って考えるようにしています。もちろん、飛び込まれるのが嫌な方には、向き合うくらいの距離にするように努力します。

 

ケアマネという肩書きや、知識や経験というものは、気を付けないと、知らず知らずのうちに、利用者や家族を上から目線でみてしまう。そんな高飛車なケアマネをたくさんみてきました。そして、自分は、利用者のことを理解していると、勝手に思い込んでいる、馬鹿なケアマネもたくさんみてきました。

 

人が他人の心を正確に理解するのは、不可能です。もちろん、理解する努力は必要です。でも、努力しても、すべてを理解するのは無理です。そんな簡単なことがみんなわかっていない。

 

クライアントが、支援者に「辛いですよね、あなたの気持ちわかります」と、安易に言われると、とても不愉快ですよ。少なくとも、私はクライアント側にいたとき、「簡単に私の気持ちがわかったようなことを言うな」と、腹が立ちました。

 

ケアマネとして経験も知識のないですが、クライアントの立場でいたことや、キーパーソンになったこともありますので、それが、利用者様やご家族の立場に立って考えるときの参考にはなっています。

 

 

ケアマネ含め福祉職の人たちは、専門性を高める必要性を言っています。それには、私も異論はないし、必要性は強く感じます。

 

ただ、専門職としての価値観と、個人としての価値観を完全に別けることは難しく、専門職としてクライアントを支援しているときに、個人の価値観が出てくる危険がとてもあります。だからこそ、専門職であるまえに、個人として、己を律して、己を省みて、己自身の人しての成長が大切であり、それが、専門職の基礎や土台になると考えています。

 

基礎や土台がしっかりしていないと、どんな立派な家も倒れてしまう。それは、ケアマネも同じことで、自分という基礎出来ていなければ、どんなに経験を積んでも知識を得ても成長しませんし、ましてや専門性を高めることは100%不可能です。

 

 

これが、「若葉マークのケアマネ『かたつむり』」の持論です。





この騒動のおかげで、今週の私の仕事は全く進みませんでした。
事務仕事は手つかずですし、ケアレスミスも目立ちました。

疲れてますし、月曜日の朝までに完成させなければならない書類が沢山あるので、週末も仕事の山に埋もれますが、気分転換をしないとやってられないので、今週末は音楽教室に行って、フルートとサックスを吹いていきます。
 
 
会社に残るかどうかは、社長の今後の行動をみて決めます。


残念ながら、今のところ私の想いは社長には届いていないようですが・・・。



 
 

 
拍手やコメントをくださったかた
ありがとうございました。
コメントのお礼のお返事は
後日改めて書かせていただきます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
いつも、お返事が書けず、本当に申し訳ありません。
(いつまで返事をためるつもりだっ!)
 
 
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